年末が近づくにつれ、多くの人が年賀状の準備に忙しくなります。一般的には専用の年賀はがきを使用しますが、旅行先で見つけた素敵なポストカードやお気に入りのデザインのはがきで年賀状を送りたいと思ったことはありませんか？
また、急に送るリストに加えたくなる人が出てきた時、年賀はがきが足りなくなることもありますね。そんな時に役立つのが、手持ちの官製はがきやポストカードの活用です。
この記事では、通常のはがきを年賀状として送る際のポイントや注意点をご紹介します。
年賀状の目的とは？
年賀状は、新年の挨拶や感謝の気持ちを伝えるための手段です。形式に捉われず、送る相手に心が届けばそれで良いのです。多くの人が利用する年賀はがきも素晴らしい選択肢ですが、それ以外の方法でも全く問題ありません。
どんなはがきが年賀状に使えるの？
はがきには大きく分けて以下の２種類があります。
- 官製はがき: 切手がプリントされており、郵便局で購入可能。年賀はがきもこのタイプに含まれます。
- 私製はがき: 切手を自分で貼るタイプで、カスタムデザインやポストカードが該当します。
これらのはがきはどちらも年賀状として使用することが可能です。ただし、私製はがきの場合、準備に少し手間がかかるかもしれません。
通常のはがきで年賀状を送る際のポイント
通常のはがきで年賀状を送る場合には、以下の点に注意してください。
- 感謝の気持ちをしっかりと伝える内容にすること。
- 相手がどのように受け取るかを考慮し、配慮が必要な場合がある。
- 送り方に工夫を凝らし、特別感を出すことが可能です。
年賀はがきと同様に、通常のはがきでも心を込めたメッセージがあれば、新年の挨拶として十分機能します。また、個性的なポストカードや特注のデザインは、受け取った人に新鮮な印象を与え、記憶に残る可能性が高いです。
年賀状として通常のはがきを使う際の注意点
通常のはがきをそのまま投函すると、年賀状ではなく通常の郵便として扱われる可能性があります。年賀状として適切に扱ってもらうための基本的なステップを以下にまとめました。
1. 「年賀」の文字を記載する
はがきに切手を貼る際、切手の下や適当な場所に「年賀」と赤字で明記しましょう。これは手書き、印刷、スタンプなど、どの方法でも可能です。縦書きでも横書きでもかまいませんが、はっきりと読み取れるようにしましょう。
2. はがきの種類を明記する
特に私製はがきを使用する場合は、その表面に「郵便はがき」または「POST CARD」と明記する必要があります。これにより、適切な郵便料金で処理され、手紙として余計な料金がかかることを防ぎます。
3. はがきの規格を確認
使用するはがきが郵便局の定める基準に適合しているかを確認することが重要です。具体的な規格は以下の通りです。
- 重さ：2g～6g
- 縦の長さ：14cm～15.4cm
- 横の長さ：9cm～10.7cm
これらの基準を超えると、追加料金がかかる可能性がありますので、注意が必要です。
4. 年賀状専用の投函口を利用する
郵便局には年賀状専用の投函口が設けられていることが多いです。これを利用することで、年始に適切に配達されます。間違って通常の投函口に入れてしまうと、年内に配達されてしまうことがあるため、注意しましょう。
自由なデザインの切手を活用する
私製はがきを使う場合、好みのデザインの切手を自由に選べるのが魅力です。特に季節感を出すために年賀切手やお年玉付き年賀切手の使用がおすすめです。ただし、必要な切手の合計額が85円になるように調整してください。デザインが多様であればあるほど、受け取った人に喜ばれることでしょう。
まとめ
年賀状は、新年を迎えるうえで心温まる伝統です。年賀はがき以外の選択肢を使うことによって、オリジナリティ溢れる挨拶を創造することもできます。大切なのは、相手に対する敬意と感謝の気持ちを形にすること。どんなはがきを使うかよりも、その心が伝わるかどうかが最も重要です。
