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黒カビとヌメリを撃退!キッチンシンクの排水口を簡単に掃除する方法

掃除

キッチンシンクの排水口は、残飯や野菜クズ、黒カビ、ヌメリなどで非常に汚れやすい場所です。今回は、その排水口を徹底的に掃除する方法をご紹介します。

キッチンシンクの排水口の掃除手順

まずは、掃除用手袋を装着しましょう。キッチンシンクの排水口は、残飯や野菜クズ、黒カビ、ヌメリ汚れで非常に汚れていますので、素手で触るのは避けた方が良いです。

排水口周辺部の各パーツを外す

キッチンシンクの排水口はメーカーや製造時期によって異なりますが、掃除をしやすくするために、排水口周辺部の各パーツを外していきます。

  1. シンクの排水口のフタを取り外す: これは上に持ち上げるだけで簡単に外れます。表側はあまり汚れていませんが、裏側は残飯汚れやヌメリでヌルヌルしていることが多いです。
  2. 中フタ(残飯キャッチ用の網)を取り外す: こちらも上に持ち上げるだけで外れます。頻繁に掃除していない場合、かなり汚れていることが多く、黒カビが発生していることもあります。
  3. 排水トラップの部品を外す: 排水トラップは排水経路の一部が常に水で遮断されるようにするための部品です。この部品により、下水道の不快な臭いや害虫の侵入を防ぎます。ロック機構が採用されているため、十字状の出っ張りの部分や周囲の部分を手でつかんで左方向に回し、ロックを解除してから上に持ち上げて外します。

取り外した排水口周辺部のパーツを掃除

各パーツの分解が完了したら、それぞれの部品を洗浄します。市販の台所用洗剤とスポンジを使って掃除しますが、スポンジはシンク・排水口の掃除用として分けることをおすすめします。

1.排水口のフタ: 表側は比較的汚れが少ないので、スポンジでこすってキレイにします。裏側も忘れずに掃除します。

2.排水トラップのフタ: 表と裏をスポンジで軽くこすります。フタ上部にある十字状の突起部分の側面も忘れずに掃除します。

3.中フタ(残飯キャッチ用の網): こちらはヌメリ汚れや残飯汚れが付着しているため、台所用洗剤とスポンジでしっかりと掃除します。黒カビが発生している場合は、キッチン泡ハイターを使うと効果的です。黒カビ部分にスプレーし、しばらく放置すると、黒カビがキレイに落ちます。次に、網目にはさまったゴミを取り除くために使い古した歯ブラシや大きめのブラシを使います。

4.排水トラップの受け部分: 段差の位置や水面の奥に汚れが付着しているので、スポンジで入念にこすって汚れを落とします。手が届かない場合は、割り箸などの細い棒状のものにスポンジを巻きつけて掃除します。

各パーツを元通りに組み立て

各パーツの洗浄が終わったら、外したときと逆の手順で組み立てます。排水トラップのフタを取り付ける際は、ロック機構の位置を合わせて右回りに回し、しっかりと固定されているか確認します。次に中フタ(残飯キャッチ用の網)をセットし、最後に排水口上部のフタを元に戻せば完了です。

排水溝用のネットを設置

排水口用のネットを設置することで、中フタの網目にはさまるゴミを防ぎ、掃除が楽になります。排水口用のネットは100円ショップでも多数販売されているので、安価に手に入れることができます。

排水溝がつまっている場合の解消する方法

キッチンの排水溝が詰まると、不快な臭いや水の逆流が発生し、日常生活に大きな支障をきたします。以下に、キッチンの排水溝のつまりを解消するための簡単で効果的な方法を紹介します。

必要な道具

まず、準備するものは以下の通りです。

  • ゴム手袋
  • 排水溝ブラシ
  • 重曹と酢
  • 市販の排水溝クリーナー

手順

1.ゴム手袋を装着する:排水溝の掃除は、汚れやばい菌に直接触れる作業になるため、ゴム手袋を着用して作業を開始します。

2.排水溝ブラシを使う: 排水溝ブラシを排水溝に挿入し、上下に動かして汚れをかき出します。食べ物のカスが原因で詰まっている場合、ブラシで取り除くことができます。

3-1.重曹と酢を使う自然な洗浄法化学薬品を使わずに排水溝をきれいにする方法として、重曹と酢が非常に効果的です。

1.排水溝に1カップの重曹をふりかけます。

2.1カップの酢を注ぎます。酢と重曹が反応して泡が出るため、約10分間放置します。

3.十分に反応させた後、熱湯を流して排水溝を洗い流します。これにより、軽度のつまりや臭いが解消されます。

3-2.市販の排水溝クリーナーを使用する

 頑固なつまりには、市販の排水溝クリーナーが効果的です。以下の手順で行います。

1.指示された量のクリーナーを排水溝に注ぎます。

2.規定の時間(通常は15〜30分)放置します。

3.その後、大量の水で洗い流します。これで、頑固な汚れや油の固まりを解消できます。

4.予防策を講じる 

排水溝のつまりを防ぐために、定期的なメンテナンスが必要です。月に一度、重曹と酢を使った自然な洗浄方法を実施することで、汚れの蓄積を防ぎます。また、排水溝カバーを使用して食べ物のカスが流れ込むのを防ぐことも有効です。

まとめ

キッチンシンクの排水口に残飯やヌメリ汚れがたまっているのは見た目が悪く不衛生です。また、水が流れにくくなり、排水不良や悪臭の原因にもなります。今回ご紹介した掃除手順を参考に、定期的にお掃除を心がけましょう。